1型糖尿病に関する基礎および臨床研究は日々目覚ましい発展を遂げておりますが、 この1型糖尿病研究会は糖尿病に関する研究や臨床に携わる多くの医師にとって、日頃の成果を発表し、 最新の知識を修得する格好の機会となっております。
2003年に設立された本会は今年で9回を迎えますが、小児科では初めて私が開催させて頂くことになりました。 小児科領域でも肥満児の増加と並行して2型糖尿病が増加しておりますが、多くの施設での治療の主な対象は1型糖尿病です。 小児の1型糖尿病は大概生活が不規則で、運動や食事摂取量が定まらないために、血糖コントロールに難渋する症例が少なくありません。 従って乳幼児例であってもインスリン強化療法としてbasal-bolus療法やCSIIにより治療されている症例が多くを占めています。 新しく連続血糖モニター (CGM) が取りれられるようになったことから、その治療と管理は多様化していますが、 今回は小児科領域と内科領域からそれぞれbasal-bolus療法とCSIIの利点と問題点についてディスカッションできるようなシンポジウムを企画しております。 またその成因として、小児発症の1型糖尿病と成人発症の1型糖尿病の遺伝学的特徴についての最新の知見をご講演いただくセミナーも企画しております。 そして基礎研究のみならず臨床研究や興味ある症例のセッションにおいて、内科と小児科の両分野から病態と治療・管理に関して多くの演題を発表していただき、 内科と小児科の垣根を越えた活発なディスカッションの場が持てたらと期待しております。 一方特別講演には、イスラエルから世界的に功名なZvi Laron教授をお招きして、 "Are the new insulin analogues mitogenic?" という大変興味深いご講演を拝聴する予定でおります。
今回の会場は東京、横浜からも近い大磯プリンスホテルで、10月29日(土)と30日(日)の両日に開催する予定でおります。 内科および小児科領域からの多くの先生方のご参加をお待ちしております。
第9回1型糖尿病研究会会長 浦上達彦(駿河台日本大学病院 小児科)
● 概 要
大磯プリンスホテル 空撮 |
大磯プリンスホテル 全景 |
- 会期:
- 2011年10月29日(土)・30日(日) [2日間]
- 会場:
- 大磯プリンスホテル
〒259-0193 神奈川県中郡大磯町国府本郷546
TEL:0463-61-1111
- 会長:
- 浦上 達彦
駿河台日本大学病院 小児科 准教授
● プログラム
● 演題募集要項
演題募集は8月1日(月)正午をもって終了しました。
多数のご登録ありがとうございました。
採否通知
「演題採否通知は、8月下旬頃にE-mailもしくは研究会ホームページにて通知させていただきます。なお、演題の採否等の決定は、会長にご一任いただきます。
お問い合わせ先
演題登録システム管理担当
有限会社パットンファイヴ 担当:須佐〒193-0934 東京都八王子市小比企町1095-6
TEL:042-636-9679/FAX:042-636-9689
E-mail:mail@8105.jp
● ご参加の皆様、座長、演者への案内
● 宿泊のご案内
● 第9回1型糖尿病研究会
■主催事務局
駿河台日本大学病院小児科 内〒101-8309 東京都千代田区神田駿河台1-8-13
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■運営事務局
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